Monday, February 1, 2010

極彩色でかつポップ

桃からもらったグミ!
リアルフルーツ!

皆で食べようと、袋を開けようとする桃。
が、しかし!
あ、開かない。。
いったい何故。
このままでは国際問題にすら発展しかねない。
不穏な空気が漂う。
汁は忙しい現代人を象徴するかのような、携帯で先方との連絡中。
その時!!
そいやーーー!!!
自信満々に袋を受け取り開けようとする市登場!

むむむ。
腕力なら多少あると思っていた市、その浅はかな自信は、井の中の蛙にコ
モドオオトカゲを友達として紹介した時のような衝撃と共に打ち砕かれ
た。
だが髪、じゃなくて神は見離さなかった!
手に伝わる袋の空いていく感触、力を抜くタイミングがすでに失われコン
トロール不能となった市の腕。
全力ではじけたグミの袋から飛び立って行くグミ達!
それは、このつまらない現実世界の中に見えた、誰もが一度は想像した夢
のような空間であったのかもしれない。
部屋中に舞い散るグミの雨。
様々な色のグミが視界いっぱいに広がる極彩色でかつポップな空間。

しかし現実は甘くなかった。
ミーティング中の資料の上に撒き散らされたグミの残骸。
それは小さな喜びを手に入れるのに必死だが、足元にあるはずの幸せに気
がつかない現代人のような、虚しさを帯びていた。

いや、長々と何が言いたいかっていうと、グミこぼしてごめんなさいって
事(笑)

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