Friday, March 4, 2011

世界を作る魔法の一粒

KING CORN(キング・コーン)、アメリカのトウモロコシをめぐるドキュメンタリー映画、いい内容だった。

農業は、基本的に市場経済ってシステムにマッチしてない。

つっても、無いと困っちゃうからなんとかして生かさなきゃで、そんなもんだから、政治のかじ取りひとつでどうとでも転んじゃう。

ほんと、日本みたいに、言うこと為すことあっちこっち二転三転じゃたまったもんじゃないわ。

スーパーサイズ・ミーとか観てもそうだけど、アメリカだと肥満が大きな社会問題だから、安かろう悪かろうで被る健康被害がやっぱり関心高いのね。

なんというか、食の問題だけにとどまらず、豊かさが何かって本当に難しいもんですね。

いや、個人個人でみれば全くもって難しくないけど、地域とか国とか国際社会とかで、どういったものが選択されていくかって言えば、わかんないから。

国産がいいとか、有機がいいとか、無農薬がいいとか、その辺はまぁ、個人の嗜好に任せりゃいいと思うけど、口に一体何が入ってるか全くわかんないようだとどうしたもんかと思っちゃうよね。

海賊さんが言うように(たぶん)、知らないことを利用されてうまくシステムに組み込まれるってのは、やっぱり恐いし、腹立たしいし。

はぁー、もっと勉強だな。ぼくが勉強したとこで世の中は何も変わらないけど、身の回りだけは少しよくなる。


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